不安やパニックというのは、
より良く生きたい、生きなければならない、という気持ちが強すぎるために出てくるものだと思う。
で、対処方法というか日々の心構えとして
生理的欲求を満たしすぎないということが非常ーーーーに大事なのではなかろうか、という考えに達した。
すなわち、
食欲=食べ過ぎない=いつも少しだけ空腹の状態
睡眠欲=寝すぎない=いつも少しだけ眠い状態
性欲=性交・自慰をしすぎない=少しだけ性欲を感じる状態
また、楽をしたいという欲求を満たしすぎてもいけない=適度な運動で身体に負荷をかけた状態
(これらが過度な状態になると今度は鬱の原因になりそうなので気をつけないといけないが)
マズローの欲求5段階というものをたまたま見かけてヒントを得た。
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が充たされると、より高次の階層の欲求を欲するというもの。
【上】
「自己実現欲求」
「尊厳欲求(承認欲求)」
「社会的欲求」
「安全欲求」
「生理的欲求」
【下】
「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、寝たいなど)で、この欲求を充たせれば、次の階層「安全欲求」を求めます。
「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。
「安全欲求」を充たすと「社会的欲求」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。 ここまでの欲求は、外的に充たされたいという思いから出てくる欲求です。
そして次に「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)という欲求が芽生えます。ここからは外的なモノではなく、内的な心を充たしたいという欲求に変わります。
そして、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)の欲求が生まれます。
不安やバニックは、
上の欲求の3つ「自己実現欲求」「尊厳欲求(承認欲求)」「社会的欲求」が非常に関係しているのだと思う。
だからその3つに行く前の段階の欲求を完全に満たさないようにし、生理的欲求・安全欲求が少しだけ餓えている状態でいる。
たぶんこれが、不安やパニックに打ち勝つ手段の一つだと思うし、実践をボチボチ始めてみます。